2008-01-01から1年間の記事一覧

カラマーゾフの兄弟再読

ドストエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」の中で、登場人物が精神錯乱をきたして心神喪失状態になるという場面が頻繁に出てくる。現代の裁判制度から考えた場合、心神喪失によって被告の罪が軽減される状況とみなされるほどカラマーゾフの登場人物たち…